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インスタントラーメンに関する正しい知識

○疑問 その1 添加物が心配!

JAS規格が認めているものに限定されています。


インスタントラーメンに使われている添加物は食品衛生法によって
安全性が確認されているものです。さらにJASマークのついた製品に
使用する食品添加物はJAS規格が認めているものに限定されます。



○疑問 その2 カロリーが高そう!

意外にカロリーは高くありません。


カツ丼は893kcal、チャーハンは745kcal。(*2)一方、多くのインスタントラーメンの
カロリー(エネルギー)はレギュラーサイズで1食約300~500kcal。(*3)
これは、成人男性が1日に必要なエネルギーを2450~2650kcalとした場合、
約11~20%にすぎません。
(成人女性で1950~2000kcalとした場合、約15~26%)(*4)

(*1) カロリーは本来エネルギーの単位を表す専門用語ですが、今日では慣用句として
いわば国民語となっていることを考慮し、本冊子でも使用してます。
(*2) カツどん、チャーハンのカロリーは「新毎日の食事のカロリーガイドブック」
(女子栄養大学出版部)による。
(*3) 製品によってはこの範囲を超えるものもあります。
(*4) 「日本人の食事摂取基準(2010年版)」より。
18~69歳で身体活動レベルⅡ(ふつう)の場合の推定エネルギー必要量





○疑問 その3 栄養バランスが悪いのでは?


不足しがちなカルシウムなどを強化しています。

* 製品によっては含まれないものもあります。袋やカップの表示をご覧ください。
どのような食品でも”それだけ”を食べていれば栄養は偏ります。
お米のごはんも、味噌汁や魚、野菜等を一緒に食べることでバランスを
とっているのです。日常生活の中で偏食を避けるとともに正しい食生活を
心がけるようにしてください。
JASマーク付きのインスタントラーメンの多くは、日ごろ、不足しがちな
カルシウムなどを強化しています。




○疑問 その4 インスタントラーメンって油が多いんじゃないの?


良質の油を最小限使用しています。


インスタントラーメンのめんに含まれる脂質は、乾燥工程で高温処理する
際に使われる油です。この油は、常に新鮮なものを必要最小限の量だけ
使用しています。




○疑問 その5 塩分が多いのでちょっと・・・


摂取量はコントロール可能です。

塩分については栄養表示基準によりめんとスープに分けてナトリウム量で
表記します。
なお、塩分量(食塩相当量)は[ナトリウム量×2.54]=塩分量で求められますので、
塩分量が気になる場合は、飲むスープ量を控えめにします。