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4.インスタントラーメンの栄養成分表示


平成12年から栄養成分表示を実施


 日本即席食品工業公正取引協議会は、平成12年1月から、エネルギー、
たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩の5項目と、カルシウムなどの強化剤を
添加した場合について、1食あたりの栄養成分表示を実施してきました。

とくに、汁ものの食塩については、「めん・かやく」と「スープ」に分けて表示
し、塩分の取りすぎを心配される方は、スープを控えめにとることで塩分の
摂取量を加減していただけるように配慮しました。

 また平成14年の健康増進法により、これらの表示が一般的に実施
されるようになりました。



食品の栄養表示基準制度


栄養成分や熱量について、何らかの表示をしようとする場合は、
①定められた栄養成分の表示と、②強調表示に関する基準の遵守が
義務付けられています。
①定められた栄養成分の表示については、次の順番で含有量を記載
しなければなりません。熱量、たんぱく質、脂質、糖質、ナトリウムの
基本的な5項目のほかに、表示しようとする栄養成分。
②特定の栄養成分について、”豊富””多”または”ノン””無””低”などの
強調表示を行う場合には、その含有量に関して、定められた基準を
守らなければなりません。
インスタントラーメンは、これまで実施してきた栄養成分表示の実績を
踏まえて、個別の包装・容器に下記の通り栄養成分を表示すると
ともに、強化した栄養成分についても表示を行うこととしました。