バラエティ豊かになってきています。また、容器包装のサイズにも広がりを見せ、
さらにきめ細かい対応へ向けて製造がなされています。
インスタントラーメンの種類と分類
インスタントラーメンは、包装形態や味付け、めんの特性などの種類によって
分類することができます。
容器・包装による |
袋めん カップめん
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めんの種類による
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中華めん(中華めんのスタイル)
和風めん(うどん、そばのスタイル)
欧風めん(スパゲッティのスタイル)
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めんのアルファー化の有無
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アルファー化めん
(蒸熱後、乾燥したもの)
非アルファー化めん
(蒸熱しないで乾燥したもの)
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めんの乾燥法による
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油揚げ乾燥 熱風乾燥
真空凍結乾燥 生タイプ即席めん
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味による
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しょうゆ味 みそ味 塩味 とんこつ味
カレー味 ソース味 など
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食べ方による
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汁もの(ラーメン、かけそば、
かけうどんなど)
その他(焼きそば、焼きうどん、
冷やしめん、つけめん、
ざるそば、スパゲッティなど)
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「油揚げめん」と「非油揚げめん」と「生タイプ即席めん」
即席めんのめんは、製造工程における乾燥方法の違いにより「油揚げめん」と
「非油揚げめん(ノンフライめん)、「生タイプ即席めん」に大別されます。
「油揚げめん」は、「油揚げ乾燥めん」とも呼ばれ、蒸熱して型詰めしためんを
140~160℃に加熱された食用油で揚げ、生地の状態で約30~40%あった水分を、
1~2分間で10%以下にまで脱水したものを指します。ここで、アルファー化が
しっかり固定されると同時に復元性も加わり、手軽に調理できるようになり、
即席めん独特の風味も生まれます。
「非油揚げめん(ノンフライめん)」は蒸熱しためんを、80℃前後の熱風が
循環している熱風乾燥機の中を約30分通過させて乾燥したもので、
「熱風乾燥めん」ともいいます。
その特徴は、油揚げめんに比べて乾燥時間が長いために組織がやや緻密で、
乾燥時間と調理時間を早まるためにめんが細いものが多く、
油揚げめんと比べてさっぱりとした食感になっています。
「生タイプ即席めん」は蒸熱しためんを有機酸で処理した後に殺菌したもので、
水分が多いため生めんに近い食感が特徴です。
即席めんのめんは、製造工程における乾燥方法の違いにより「油揚げめん」と
「非油揚げめん(ノンフライめん)、「生タイプ即席めん」に大別されます。
「油揚げめん」は、「油揚げ乾燥めん」とも呼ばれ、蒸熱して型詰めしためんを
140~160℃に加熱された食用油で揚げ、生地の状態で約30~40%あった水分を、
1~2分間で10%以下にまで脱水したものを指します。ここで、アルファー化が
しっかり固定されると同時に復元性も加わり、手軽に調理できるようになり、
即席めん独特の風味も生まれます。
「非油揚げめん(ノンフライめん)」は蒸熱しためんを、80℃前後の熱風が
循環している熱風乾燥機の中を約30分通過させて乾燥したもので、
「熱風乾燥めん」ともいいます。
その特徴は、油揚げめんに比べて乾燥時間が長いために組織がやや緻密で、
乾燥時間と調理時間を早まるためにめんが細いものが多く、
油揚げめんと比べてさっぱりとした食感になっています。
「生タイプ即席めん」は蒸熱しためんを有機酸で処理した後に殺菌したもので、
水分が多いため生めんに近い食感が特徴です。