▼Main Contents

1.食品衛生法



 食品衛生法は、飲食に起因する衛生上の危害の発生を防止し、
公衆衛生のの向上及び増進を図ることを目的として昭和22年に
公布されました。食品の安全性の確保のために、必要な規制や
措置を講ずることにより、国民の健康の保護を図ることを
目的としています。



即席めんに関連する主な規則・基準


①即席めん(めんを油脂で処理したもの)の規格基準

 めんに含まれる油脂の酸敗による食品衛生上の危害を防止するため、
油脂の酸化、変敗の程度を示す指標として、油脂の鮮度、使用歴・使用期間
などを示す「酸価」と、油脂の変敗の過程で生成される過酸化物の量を示す
過酸化物価」の値を定めることが適当であるとして、昭和52年に即席めんの
規格基準が設定されました。
『即席めんに含まれる油の酸価が3を超え、または、過酸化物価が30を
超えるものであってはならない』とされたのです。


②保存基準

 直射日光を避けて保存すること。


③表示基準

 油脂で処理した旨を表示すること(具体的な表示方法としては「油揚げめん」
「油処理めん」など)。